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Vol.14  大洗で味わう初夏の滋味「はまぐり」

 日に日に各地から夏の便りが届きはじめるこの季節、大洗を訪れた際に是非召し上がっていただきたい旬の味覚が「はまぐり」。水揚げされたばかりの新鮮なはまぐりに出会えるのは、漁港をもつ大洗ならではです。

 

■水揚げ量日本一 鹿島灘のはまぐり
 本格的にはまぐりを味わうべく、大洗の老舗割烹旅館の食事処「魚屋隠居 平成魚松」へ。6代目店主の大里克則さんに伺うと「夏に産卵期をむかえる鹿島灘のはまぐりは、春から初夏にかけて身もふっくらし甘みが増します。」との事。黒潮と赤潮がぶつかる鹿島灘は、餌となる植物プランクトンが豊富なこともあり、水揚げ量は日本一。「舌の肥えた常連客が遠方からも足を運ぶ」という味に期待が高まります。

 

■通もうなる味
 はまぐりは浜焼きや潮汁などの食べ方が一般的ですが、「平成魚松」では素材のおいしさはそのままに、ひと手間加えた料理がその真骨頂。
 
中でもおすすめ「蛤刺身」900円は、おおぶりなはまぐりの内臓を取り除き、お醤油で味わうシンプルな料理。しっかりとした弾力のある歯ごたえで、口に入れると独特の甘みがひろがります。極めつけは、大里さんが考案した「蛤しゃぶしゃぶ」1,200円。肉厚のはまぐりの身を醤油ベースのスープにくぐらせていただきます。火を通しぎず半生にしたはまぐりは、生よりもやわらかく、お醤油・ダシ・磯の芳しい香りが二口目を誘います。

 

■素材の質を極めた料理に舌鼓
 
一番感動したのは、はまぐりを焼いた後の汁にお湯を注いだ"はまぐりのエキススープ"はまぐりは幾度となく食べてきたはずが、最もシンプルなこの濃厚なスープにはびっくり。旨みがぎゅっとつまったこの濃さは新鮮なはまぐりでなければでない味。なんでも、お店にいけすを置き、常に新鮮な魚介類を提供できるようにしているのだそうです。
 大里さん曰く「うちのお客様は一家言もった食通が多い。"しゃぶしゃぶには葱がないと"という声に応え葱をそえるようになりました。 "柚子胡椒がほしい"、"ダシがもったいないのでうどんや雑炊にしたい"などの要望にも準備しています」。味はもちろん、食材をとことん味わって欲しいという店主のこだわりと細やかな気くばりが随所にみられました。

 

 自然のものだけに、その日の天候や漁の状況によって左右されるので、お出かけ前にお問合せを。大洗在住スタッフたちも驚く、新鮮な甘みと濃厚な味。はまぐりの概念が変わるかもしれません。

 

魚屋隠居 食事ところ「平成魚松」
TEL 029-266-0788 月曜休み

 

■大洗リゾートアウトレットではまぐりの味わえる店
海のおもてなし
大洗 浜っこ食堂 お魚天国
前浜生寿し 魚屋藤五郎

<写真1>

初夏 実がふっくらと
大きくなる

<写真2>

老舗割烹
「魚屋隠居 平成魚松」

<写真3>

蛤のさしみ
900円

<写真4>

蛤のしゃぶしゃぶ
1,200円

<写真5>

サンビーチでは
潮干狩りも



 
 
 

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